お客様のために考えうる最高のもてなしを


お客様が最初に右手で寿司をとったなら、それ以降は右手でとりやすいように寿司を配置してお出しする。 右利き、左利き、すべてのお客様に対して瞬時に記憶し、細やかな気配りを行う、そのような東京の寿司店をTVで紹介していました。
なるほど、これがサービス精神の結実か、と思いました。

私がかならず行くガソリンスタンドがあります。 セルフのガソリンスタンドで、値段もそう安いわけでは ありませんが、ここへ来たいと思うその理由は簡単。 サービスが行きとどいているから。 もちろんセルフスタンドなんでサービスに違いなんてない、というのは大間違いです。
社内清掃用のタオル、社外清掃用のタオル、洗剤。空気補充用のポンプなど。 使いやすく配置されている心配りが感じられるからです。

先日訪れた居酒屋では、帰るときには靴を温めておいてくれたりしていました。

また雑誌等で紹介されている甘いもの屋なのですが、デザート後には[こぶ茶」をサービスで出してくれるそうです。

チェーン店舗が多い今、こういうサービスを感じさせるお店がどれほどあるでしょうか。 細やかな小さいサービスも印象に残るようであれば自然と足を向けることのできる名店になるのではないでしょうか。
考えればいくらでもサービスの方法はあるはずです。
そしてのその繰り返しが少しずつお客様の足を向けさせ、結果的に繁盛させる店を実現しているのです。 それぞれのやり方で集客のシステムが結実しているのです。
繁盛させるシステムはそれぞれ異なるのはわかってもらえるでしょうが、結果として 心配りがあることはわかっていただけると思います。





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