商品を売ろうと思うな、自分を売れ



お店にくるお客様にはいろいろな人がいますし、時にわがまま、時に全く買う気のないお客様もいます。 そういうときにイヤな顔を絶対にせず、一つ一つ親切に対応することです。
商品を売りつけるような素振りはひとつとして出さず、とにかくお客様との関係を大切にすること。 商品を売る前に自分を売り込め、の通りです。

自分を信用してもらえる段階になってお客様が商品に興味を示してもらえたら、商品に関する情報を事細かに説明します。 それがリピーターを生み繁盛する店を作り上げるシステムなのです。

そのためには自分が売ろうとしている商品を味見する、試着する、触ってみる。 その商品についての情報を誰よりも知り、誰よりも率直な感想を持っておかなければなりません。 当然のことですが。

それはもちろん良いことだけではなく、足りない部分も 把握し、包み隠さず説明することです。
商品を売るためには売ろうという意識をもたず、お客様に共感し、ためになるできる限りの情報を提供する。 それがもしもできるなら商品は自然と売れていきます。

あなたがもしお店のオーナーであるなら、なかなか売ろうという気持ちを断ち切るのは難しいのではないでしょうか?
しかしその気持ちを敏感に察知されるので、無意識であること、お客様に素直に共感する意識をもつことは非常に重要です。
それこそが接客の基本であり、そしてお店を繁盛させる第一歩なのです。


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