それぞれのムダをなくす作業とは?


現場の作業には,まず正味作業とよばれる,付加価値を高める作業があります。 飲食業においては、麺に煮る,チャーシューを焼く,という調理や加工の作業にあたります。
次に,付随作業という本来は不要な作業でありますが、やらざるをえない作業が あります。皿を洗う、、という作業自体は付加価値を生みませんが、 作業のためには必要な作業となります。
そして最後がムダな作業です。 これは,付加価値を生じない人の動き,設備などの動きで,作業をするなかで必要が ない作業を意味します。

例えば,麺をゆでる人とスープを作る人が別々で、同時にとりかかった場合、どちら かが待つことなります。
これも無駄な作業になります。
店舗経営に関して特に考えられるムダとしては、
・作業の手待ち
機械を待つ、調理が完了するのを待つ
・運搬のムダ
二度配膳する、運搬距離、積み替え時間。
・動作のムダ
歩行、作業効率化の余地がある、材料の取りおき、など。

見つけたムダは知恵を出し合って改善するべきで、 こうしたら作業効率化できる、待たなくてすむ、運搬が 少なくてすむ。 答えはひとつではないのと、商品品質を落としてしまっては 意味がないので、余った時間はさらに商品に改善を加えていくなど、 効率化と高品質化が両輪とならなければなりません。

全くムダのない仕事は存在しないので、いくら改善しても しすぎることはありません。 お客様に満足してもらえるように効率化と改善をおこないましょう。

どこまで何を改善するか?
多能工と問題点の吸い上げ






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