利益10円の超価格破壊の理由は?



現在ハンバーガーは100円程度ですが、食材費は60円、利益は10円と言われています。 赤字にならないものの、商売としてうまみがあるかは疑問ですよね。
この理由はハンバーガーショップでハンバーガーだけを食べる人は あまり存在せず、普通ドリンクやポテトなどのセットを買う人がほとんど。 ポテトの原価率は15%程度でハンバーガーショップの稼ぎ頭。
ハンバーガーだけでは利益がでないためにセットにして 原価の低いドリンクやポテトで利益を上げているのです。
実際にハンバーガーを安くするとそれにともなってドリンクやポテトが売れ、 全体の利益が増加することがわかっています。 さらに食材や機材を大量に一括購入し、人件費の安いアルバイトを最大限 活用することなど徹底したコスト管理を行っています。
コーラなどのドリンクはドリンクバーに見られるように原価率は非常に 低く、利益のでるありがたい商品なのです。
さらにコンピュータによる徹底した食材仕入れと管理、アルバイトの活用、 厨房や店舗の標準化によって機械や設備の購入コストを下げています。
そのためたとえ80円のハンバーガーでも儲けが出るようになっているのですね。 こういう企業努力があった上で、安くておいしいハンバーガーを利用者は 食べることができるのです。

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