タバコの税額は?



400円のタバコの金額の実に半分以上が税金で徴収されています。 実際の製造コストは50円程度、販売コストやマージン、利益を除くと 115円程度と言われています。
そのため、倍以上の285円が税金でもっていかれている計算です。 これをありえない税額と言ってもおかしくないでしょう。

タバコにはJT(日本たばこ産業)が製造販売している国産たばこと フィリップモリスなどの外国産のたばこに分けられます。
国産のたばこであっても使っている葉は国産と外国産をブレンドしている ようで、その比率は公開されていませんが、銘柄によってその比率も 変えているようです。
外国産の葉の値段は日本の4分の1程度と言われています。 味はほとんどかわりませんが、コストの安い土地で一括で栽培しているために 非常にやすく購入できるのです。 ではなぜ国産を使うのでしょうか。

国産たばこは毎年一定の割合で買い上げることが決まっているために 利益率は低くてもつかわざるを得ないのが実情です。

もともとタバコは体に悪い、という観点から税金をかけやすいもの、 としてあり得ない税額をかけられるようになりました。 コストの2倍の税金をとられるというのは普通の製品ではありえないことで、 反発は大きいのですが、国民の健康状態を改善することは国民健康保険の 節約にもなるため、いままで税額を上乗せされてきました。
しかし一つの製品にこれだけの税金を上乗せするというのは商業の常識から するとありえない、かつ不公平なことです。 この不公平感をとりのぞくために、税金の適正な運用を求めます。

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